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経済政策から庶民までの道のり


いやはやホント・・・。新政権の目玉?の経済政策。20兆円でも2%でも何でもいいけど
とにかくどうせやるなら中途半端はしないで金融緩和でも公共事業投資でも
どんどんとやっていただきたい。

こないだ日経なんとか?をちら見してたらちょっと面白そうなのが載ってて
国や地方自治体などが持ってる公共データを共有財産としてインターネット上で皆が使えるよう公開して、
それで新産業育成を試みるんだとかなんとか。(本当にするのかどうかは知りませんが)
OK。いいね、是非是非に。
これまでの公共投資とは少し毛並みが違くて、つまり情報公開(自体はあるべき目標だけど)の
その過程(仕組み)を産業として活性化させるってことなんだね。(群がるよね、IT関連は)
「ビッグデータ」ってこれまた不思議なカタカナ言葉だけど、まぁつまりこれもそのトレンドの一つなのでしょう。

にしても・・・
ミヒャエル・エンデの「モモ」じゃないけれど、あちこち「灰色の男たち(時間泥棒)」が登場しちゃって目が回る。
一日中スマホをグリグリいじってるかと思えば、こういった
「旦那、ふと気づいたらデータがじゃんじゃん溜まってたりしますぜ」みたいなことに着目して
「お、こりゃ何かに使える!どうやってビジネスにしましょうか?うへへへ」という・・・
だいの大人が血眼になって
「ホントはあってもなくてもそんなに大差なさそうだけど、でも経済と産業維持のためには必要」
という、当然な摂理の元そういうことは突き進んでいくのだね。
ってな具合で、社会は大変に巧妙かつお利口な「時間貯蓄銀行」化し皆から心の余裕を
じゃんじゃんと預っちゃう(のはいいけど、いつか払い戻せるのかね!?)。
まさに「致死的退屈症」にはくれぐれ御注意を。(って私自身がまさしくそれだ、へへ)

なんてさっぱり意味不明な話を彷徨ってるけれど、このまま彷徨いまーす。
そして以下もこれまた時間泥棒的なお話。

私の知人(私同様の事業主みたいな人です)が、所謂住宅ローンを申し込んだらしいのだけど
申し込んでから回答をもらうまで、何と4週間(ほぼ一月?)もかかったんだそうな。
それもOKだって言うならまだ救われるけどね、回答は何と「NG」。あらら・・・
聞くところによると銀行からは「あれ出せ、これがない、あれはどうだ?こっちはなんだ?etc」と
次々様々な要求を繰り出されては、都度都度対応したらしいのだが、その挙句が
「おたくじゃXX年(返済期間ね)先の収入の保証がないからダメだー」だって。
ぐはははは
バカ野郎だよね。なんだそりゃ。

そりゃ貸す側の都合(審査基準)はあるわけだから、結果がNGってことにどおこおはないけれど
さりとて四週間ってどうなの?って。
当然にして最初の段階で、個人の財産から事業体としての過去数年の成績まで
すべて提示してたって言うからもし事業可能性云々が問題なんだったら、そんなのものの数日!?
でわかりそうなもんじゃないのね?

にしても、リスクとって自ら商売してる人間に「先の収入保証がないから」ってのは不思議なタームです。
とどのつまりが保証って「お勤め先」に他ならないんだろうけど、そんなことばっかし言ってるから
「とにかく大企業に勤めるのだ!」っていって、雇用のアンバランスがどんどん拡大するという。
何だかこれまたやはり時間泥棒・・・
結局そういう大手の勤め先に勤めてる人ばっかしに集中的に貸し付けちゃうのって
0.01をせいぜい0.0100001くらいにしか「拡大できない投資(融資)」って気がする・・・
この話を聞いて、改めてこの国の(特に大きな)金融機関はマズイなーって痛切に思った。
いったい誰から金預かって(他人の金だけで)商売してんだよって。ね?

と言った次第で、新政権の経済対策は
「事業主のような(必ずしも大手に勤めてる人だけではない)」
庶民の可能性をどうにか育むものであっていただきたい、と願うのであーる。

で後日談。その知人は他の地銀で同様の申し込み(提出したものはまったく先と同じ)をしたそうです。
結果はいともあっさりOKだったそうで本当に良かった良かった。
ちなみに・・・NGをもうらのに(?)四週間もの時間を費やした不思議な審査プロセスの金融機関は
所謂某メガバンクだったらしいっす。たしか[S]だか[M]だか[B]だか[C]だか・・・・そんな銀行!?

今年は咲いてほしいねー。ベランダの梅ちゃん先生(?)。

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