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わーすとせぷてんばー

10月 6th, 2018 Posted in 未分類

最悪な、という形容もどうかと思うけど、まぁとにかく色々ありすぎて、
うんざりぐったりしてしまった9月だったけど、とにかくやっと終わったのだった。
よしよしよし

過日、知人が急逝したのでした。
息を引き取る前日夕に連絡をうけ、台風を追うように北上したのだが間に合わず。
あまりのその突然さに、いったい何が何やら。
呆気にとられてぼんやりともして、けれどほとんど涙も流れず、
正直なところはむしろ腹立たしさすら込み上げあたりもして。
(だって若いのだよ、その故人は)

通夜までにはまだ少しの猶予があったので、仕事も立て込んでたりしてたあたしは
翌朝一旦帰京すんべ。と思ったその矢先のこと。
千歳へ出立するほんの数時間前に「わざわざ」あの地震にあってしまったのだった。
いやはや

なんだなんだ?とやや錯乱しつつ、でも意外と冷静に
購入済みの8時台だったか9時台だったかの便に乗るべく
信号が一つ点いてない国道をひた走ったのだった。
(この時点では空港閉鎖も当日全便欠航の決定も何も決まってないし知りもしない)

レンタカー返却で「今日の全便欠航が決まりました」てなことを聞いて唖然。呆然。
「レンタカーはそのまま延長してもらっていいです」とのご厚意もあり、
再び室蘭に引き返した次第。
友人と連絡を取り合っては携帯を充電させてもらったり、
あるものだけでどうにか頑張ってくれていたセイコーマートで少々の買い出しもしたり、
長い長い、でも何もすることのない日中が終わり、そして日が暮れて。。
真っ暗な部屋でわびしい晩飯を食ったのだが、その後の夜の長いこと長いこと。
(電気の点かない)夜ってこんなに長いのか・・・と思い知らされたのだった。

そんな長い夜が明けると、ほぼあちこちで停電は解消。
すごい。感動した。
その後は色々あって、お湯灌にだけ立ち会ってプレ通夜?的に近親の方たちと会食。
幸い地震の翌日には停電復旧もしていたから葬儀場が使わせてもらえたのだった。
幸いといえば、何より「和さび」の寿司が食べれたのには驚きでした。
(店舗内営業がどうだったのかは知らんが、テイクアウトは対応してたのでしょうか)

とかなんとか。
結局、延期になった通夜には参列すらせず帰京したのだった。
飛行機はまるで取れず、やっとのことで翌々日のお昼に一便を確保。
上手く表現できないけれど、とにかく無性に家に戻りたかったのです。
ほんの数日の滞在だったけど、でもほんとになんだか身も心もぐたぐたでしたわ。
不意に足止めを食らって知人の急逝さえまるで遠い日のことのようで。。
亡骸を前にしてもなんだかリアリティがなかった・・
いったいこれら一連の出来事や時間はなんなんだ。。って。

その後も様々なドタバタが立て続けに起きた9月。
最後の最後はやはりあの台風の猛烈な風。いやー怖かった。
そんな強風が過ぎ去るのと同時に9月は終わったのだった。
地震も台風ももういいっす。
いいっすって言っても相手は自然なのでどうにもならんのだが。

地震から約2時間後。まだ夜が明けきってない空。

いつものきれいな空だった。

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