チャラツナイ (茶良津内)
【地名由来】
チャラツナイの語源は、アイヌ語で「チャラルセ・ナイ」つまり<滝をなしてサラサラと流れる小川>という意味で、この小川はいまも北大海藻研究施設から地球岬寄りにある。
海上に点在する岩の中で1番大きい円すい状をしているのが「ムカル・イソ」(マサカリ岩の意)と呼ばれるもので、この岩には「天地創造に際しコタンカラカムイ(天地創造の神)は、クワとマサカリと石づちを使った。全てが終わった後これらの道具を捨てて天に帰った。この道具は腐るにつれて魔神じゃ悪い水になったが、マサカリだけは重たいため魔神にもなりきれず、そのまま岩になってしまった」というアイヌ伝説がある。
ムカル・イソの下には四角い穴があり、満潮時には小舟が出入りできることから、和人は「窓岩」と呼んでいたが、やがて蓬莱門というどっしりとした名に変わった。
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