八木義徳文学碑
建立年:1980年11月
「港の文学館」設立運動のきっかけになった1つに、八木文学碑の建立があった。この人ほど作家として、そして人間的にも故郷の人々から愛される人は、いないであろう。「私の文学は血と土と、そして海の風から生まれる」この八木文学の原風景の地が、ここ測量山なのである。
(国際ソロプチミスト室蘭)
八木義徳文学碑について
八木義徳氏は明治44年(1911年)室蘭市大町(現中央町)33番地に生まれ、武揚小学校を経て、庁立室蘭中学校(現栄高等学校)に入学・卒業した。後作家となり昭和19年(1944年)に芥川賞を受けた。
以来36年、ひとすじに文学の道を歩み続け、昭和52年(1977年)には小説集「風祭」で読売文学賞を受けている。
氏の作品の多くには、室蘭に於ける青年期までの心情が色濃く投映されて、美しい結晶をつくり、室蘭市民の胸に大切に行き続けている。
碑文は小説「海明け」(昭和52年)からとったものである。
八木義徳文学碑
この二百メートルほどの
高さをもった
小さな山の頂上は、
中学時代の史郎にとっては
”もの思う場所”だった。
「海明け」より
[…] 「八木義徳文学碑」のページに碑文や、看板の説明文を書き写してみました^^ 他の角度から撮った写真も載せてますので、興味のある方はドーゾー […]