玉名なんだモン
GW後半。
久々に熊本空港(阿蘇くまもと空港)からの福岡行脚です。
震災はいまだ予断を許さない状況ながらも、あえてこっちから行ってきました。
往きはよりによっての強風悪天候。
場合によっては引き返す(または福岡空港へ着陸)という条件付き運航でした。
とは言え、そういうことは年に何度か遭遇するけれど、幸いこれまで一度もありません。
今回も大丈夫でしょ。なんてたかを括っていたら、なな、なんと。
やっぱり大丈夫でした。ほっ
にしても激しく揺れましたわ。
そんな激しい揺れの中、飛行機は着実に熊本空港へ近付いていくわけですが、
機内客室正面の大型モニター映像は機上から見下ろす地上の絵に切り替わり。
わたしは細部までは見れなかったけれど、周囲の皆さんも(私も)心なしか神妙な面持ちで
その映像を見入っていたような気がします。(当然でしょうけど)
きっとそこには様々な思いが錯綜していたことと思われます。
ここ何度かの福岡行脚は福岡空港経由だったこともあり、半年以上ぶりの熊本空港。
ニュースなんかでも空港ビルの被害は紹介されてましたが、
なるほど所々に立入禁止の札や張り紙、テープなどが貼られてました。
お手洗いの水も飲料には使うな。手を洗っても別途用意してある消毒液で消毒してほしい。
そんなアナウンスが繰り返し流れてました。
そんな中、到着ロビーを抜け毎度利用しているTレンタカーの窓口へ向かおうとしたら。。
立ち入り禁止。一旦外へ出て迂回して違う出入り口から、とのことでした。
↓
なるほど。こんなところにも影響が。
ここのレンタカー受付は、きれいなお姉さん(おばちゃん)なのですが、
わたしは何度も借りてるおかげか(余程人相が怪しいのか)すっかり覚えられておりまして。
いつものその受付のお姉さんが無事だったことにちょっと嬉しくなって
思わず「大丈夫でしたか」なんて気安く聞いてみましたけれど、
そうしたらそのお姉さんも「ありがとうございます。お陰様で」
とにっこり返してくれたりしたので心の底からほっといたしました。
聞けば営業は19日から再開していたそうだけど、その日はビルの外での営業だったそうです。
翌20日からは館内に戻れたもののも色々制限があったんだとか。
色々大変だったことと思いますが、まぁとにかく無事でよかったです。
で。送迎バスでTレンタカーへ。
ここTレンタカーは他のレンタカーが空港ビル横の少し外れに集積してる中で、
なぜだか小谷(おやつ、と読みます)の県道36号線(大津線)沿い、崖下みたいなところ?
にぽつんとあったりするのですが、そこの地形が何ともあぶなかっしい感じで
勝手に心配してたわけですが行ってみたら無事でした。
↓
ここでも、勝手にほっとした次第。
[サロンパスカップ]
2日目。首位にはフェービー・ヤオ。おお、何だか久々。
1打差2位Tには、渡邊、ボミ、飯島、そしてそしてアレクシス・トンプソン!!
やるね。レキシー。
あのとんでもない飛距離で圧勝したりするでしょうか。
ここまでずっと好調だった柏原明日架は今季初の予選落ち。
大山志保、藤田光里、大好きな堀琴音も残念。
フジサンケイから久々に復帰してくれた佐伯三貴だけどこちらも3戦連続の予選カット。
本調子にはまだまだ時間がかかるのでしょうか。
[ヨコハマタイヤLPGAクラシック]
こちらは初日終わって。
首位にはレティシア・ベックというルーキー。イスラエル人プロゴルファーって珍しいです。
2位Tにはミンジー・リーとアニー・パーク(アマチュア?)の二人。
宮里藍が8位TにいたりしてOK。好調のアリヤ・ジュタヌガーン、
そしてそして。シャイアン・ウッズも同じく8位TだったりするのでやっぱりOK。
そう言えば、おじさんのタイガーも来月には復帰?なんて噂もあるみたいですが
その後、腰のほうは大丈夫でしょうか。
上原、野村36位T。横峯さくらとYOKOHAMA娘の藤本麻子は47位T。
[ウェルズファーゴ選手権]
こちらは2日目がはじまったところ。
首位にはとりあえずアンドリュー・ループで-8。-6にはラヒリ。
おお、フューリックが復帰してますね。初日終わって+1はマキロイや岩田寛と同じ。
初日を+2で終えた松山英樹はマスターズ以来だけど当然盛り返すものと思うので勝手に期待。
[ハッサン2世トロフィー]
欧州ツアーもただいま第2R中。
とりあえず首位にはザンダー・ロンバード。今年のヨハネスブルグで2位になった南アの選手?
ボルハ・ビルト、フランチェスコ ラポルタ、ジェイソン・スクライブナーあたりが拮抗してる模様。
去年のネスレ日本マッチプレーを優勝して今大会に出場している武藤俊憲。
今のところ+1で42位Tあたり。大健闘です。
先週。
[チューリッヒ・クラシック]
サスペンデッド続きだったこの大会もふと気がつけば!?終わってました。。
優勝はブライアン・スチュアード。
アン・ビョンフン、ラブマークとのPOを制したのでした。
[ボルボ中国OP]
こっちは前回書きもらし。
優勝はリー・ハオトンという20歳の若手。昨年の呉阿順に続いての地元選手の連覇。
2位はフェリペ・アギラー。途中までいい感じだったけど痛恨の池ポチャで脱落。
3位Tにはルーカス・ビエルゴール、マルセル・シーム、リチャード・ブランドの3人。
さて。その後の「右に置け」です。
GW後半は熊本での2ラウンドでありました。
・玉名CC
昨年暮れ以来。再び行ってまいりましたよ@玉名カントリークラブ。
↓
こちらはクラブハウス前のカート寄せから。
風はまだ強かったけどきれいに晴れてくれました。
本当は行脚初日、小岱山へ行く予定だったのですが何せ生憎の暴風雨。
さすがにその日は諦めて急遽予約したのがこちら。
この日はde-do#2ファミリーとのラウンド。
やはりショットは安定しないまま、時折OBなんぞも叩いてしまって悲しみの105。。
とほほ。
パットがそこそこでパーはいくつか拾えたものの、これじゃいけませんわ。。
翌日。再び玉名CC。
もともとこっちの日はオープンコンペで以前より予約していたのでした。
とにかく前日の間抜けな失敗だけは繰り返すまいと必死のラウンドでしたが、
何とも締りのないものに(何せパーなんて1個しかとれてねーですから)・・
けれど同伴者が「良き人々」だったこともあり、どうにかこうにか95でフィニッシュ。
九州での今年初90台。その点にも、ほっ。。
にしても同伴いただいた方々は本当に上手。心配りの細やかな明るい楽しい方でした。
ありがたかったです。
で、今回の玉名はこんなセッティング。久々の福岡常備品でのぞみました。
DR TourBURNER TP with ATTAS4U(6S) 9.5度
#2UT BURNER2008Rescue with Aldila TOURRED75HY(R) 17度
#4UT BURNER2008Rescue with NS850FW(S) 22度
#5 Callaway Xhot with XP95(S200) ←ロフト23度で実質の4番として使用
#5~PW TaylorMade 200steel with GS95(S200)
GW VokeySM4 with WV105 48度
AW VokeySM4(US) with NS1050(R) 52度
SW VokeySM4 with NS1050(R) 58度
そしてパターは
TaylorMade WHITE SMOKE IN-74
久々に本番登場のホワイトスモークでしたがなかなか活躍してくれまひた。
それより何より、Aldilaに差し替えたRescueの17度(USモデル)も大活躍。
今回はFWに少々不安があって抜いたわけだけどこの2番UTは嵌りました。
ロングのセカンドなんかでも200近く距離を稼いでくれて十分FWの穴を埋めてくれたのでした。
一方少し不安を感じたのがウェッジ。バンカーでの58度はまだいいんだけど、
寄せの52度はシャフトが少し軽く感じられてちょっと打ちきれまへんでした。
普段こちらではMODUS使ってることもあって何とも微妙。。。
まぁ滅多に使わない置きっぱなしの常備クラブなので仕方ないんですけど。
ってな感じで、あちこちで違うクラブを使ってゴルフをしていると
(それでも結果は大きく変わらないから)
とりあえずOBを打たないこと。1m以内のパットを無造作(無駄)に外さない。
これらができてさえいれば最低限のゴルフにはなるのかね・・・
なんてしみじみ思った次第です。
さて、「右に置け」です。
結論から言うと、そう極端に右には置きませんでしたが(アプローチの転がしでは多用しました)
その代わりロングアイアンとUTでは、かなりフェースを予め閉じて構えました。
これが功を奏したとは単純に言い切れないけれど変なミスがでなかったのも確か。
加えて意識したのは膝を動かさないことでしょうか。
この膝を動かさない意識(上下動を抑える感じ)は例えばアイアンなんかでは
実に単調なテンポで振れて、簡単で(ダフったりもせず)いい感じに打てまひたわ。
ってわけであっという間の行脚。
時期も時期。少々複雑な心持でのラウンドではありましたが、
熊本でゴルフをして多少なりともお金を使えたことは私なりせめてもの慰めでもあったかも。
(ちょっとこじつけっぽくもあるけど)
懐具合と時間さえ許せば、これからも大好きな熊本で(特に大好きなゴルフ場で)
これまでと何も変わらずラウンドし続けたいと思ってます。
ってか、わたしにはそれくらいしかできないしね。