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ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸


「天才と分裂病の進化論」/新潮社
著)デイヴィッド・ホロビン/訳)金沢泰子

というのを読んだよ。
自分なりにこれまで勝手に漠然と思ってたところが「ああ、やっぱり!?」的に書かれてあって
ぐぐぐぐぐっと惹きこまれてしまった。
ちなみに勝手に漠然と思ってたのは「天才ってつまり少しおかしいよね」ってこと。
語弊があるなら「凡人には理解不能な人」か。

タイトルの「天才と分裂病」が目に入って最初に思い浮かぶのは
映画でも有名なビューティフル・マインドのそれ、であろうか。
(ラッセル・クロウ、いいよね)

ラッセル・クロウ演じるジョン・ナッシュに興味は惹かれるけど、でもどこまで感情移入できるかなって。
あんな独創的な(ということすら私如きでは理解不能で、つまり評価不能です)
数学理論とかって、つまり、俺みいたな凡人が50年みっちり教わっても思い描けない事柄なんだろうし
・・・というやはり想像だけど。

まぁとにかく、精神の病のことはよくわからない(時として「正常」って何だ?って思うこともなくもない)
わからないけど、何となくあっけらかんとは言い辛い分野のことなんだろうとは思うので触れない。
(けど、世間がダメだよって決めたことをそういう言い辛さに絡めて許したり罰しないみたいなのはイヤ、変だ)

触れないけれど、でも「天才」(=わからなさ)ってやっぱ適度に現れてくれなくちゃなー、とも漠と思うのだ。
(だって「すべての人がわかる×△◎※□」みたいなのってそれ自体矛盾してるし破たんしてるよ、ヤだ)

本書に戻って、脂肪は大事。とても大事。
脳や胸、お尻などに豊富な脂肪をもつ、そのことからも他の類人猿やチンパンジーなんかとは
人間って明確な一線を画すんだと。

「脂肪」がかくも分裂病に影響を与え得る(のではないかと著者は着目してる)とはまったく目から鱗。
更にドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸なんかにはそれらへの治療効果まで期待できるっていうし。
何だかわからない、わからないなりにもでも深めていって分野だなと思います。
ちなみにこの本は2002年の発行だし(訳本だし著者が書いたのはもうちょっと前か)もう少し何か進んでたりするのかなー。

ま、そういうことだからして俺の腹回りの脂肪もきっと大事なのだ。(ヤだよ、みっともないよ、こんな腹は。)

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