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室蘭八幡宮


室蘭八幡宮

 

 【住所】
  北海道室蘭市海岸町2丁目9番  

【御祭神】
  誉田別命(ほむだ わけのみこと)
    保食神(うけもちのかみ)
    琴平神(ことひらのかみ)  

【由緒】
   明治元年室蘭郡(現室蘭市一円)支配総鎮守神社として、函館八幡宮より御分霊を奉斎し
  元室蘭村(現市内崎守町)に御創立、明治八年元室蘭村ベキリウタ(現市内陣屋町)琴平神、
  室蘭港トッカリムイ保食神を合祀し現社地に御遷座、郷社と公称す。
   此の時、噴火湾に鯨一頭漂うを土地漁民これを獲え、開拓使に買上を願った費用を以て
  御遷座執り行う故を以て、久しく当社を鯨八幡と称した。
   大正四年九月二十一日神饌弊帛料供進神社に指定せられ、大正十三年八月十四日
  県社に御昇格、昭和二十年九月十五日付国弊小社御昇格に内定せらる。
   境内は国鉄室蘭駅前の高台にあり、室蘭港、市街地を一望に納められ、眺望亦絶佳、
  実に本道景勝の一である。されば明治四十四年九月六日、大正天皇東宮として行啓の
  祭御登山港湾展望の折、後手植の松あり。
   大正十一年七月二十三日、昭和天皇、摂政宮殿下として行啓の際、御父陛下の御跡
  を尋ねられ、水松の御手植在らせらる。 

【例祭】
   八月十四日斎夜祭、十五日本祭、御鳳輩三基渡御、十六日港内海上渡御、氏子奉員
  数百名、道内稀なる壮観なり。十六日御鳳輩還御、前後三日間を以て終了す。 

【御社殿】
   昭和三年御大典記念事業として造営会を組織し、境内拡張社殿改築の計画を立て、
  昭和八年地均工事に着手、昭和十一年四月東京社寺工務所に於いて計画施工、
  昭和十三年建物竣功、昭和十六年参道境内整備完成、蓋し本道屈指の一大偉観なり。
   本道流造十六坪、祝詞舎六坪、弊殿十三坪、拝殿権現造四十七坪、神饌所八坪、
  祭器庫五坪、渡廊七坪、透塀二百四尺、神輿庫流造十二坪、神楽殿入母屋造十四坪、
  手水舎流造二坪、社務所入母屋造六十三坪、斎館入母屋造三十九坪、台湾桧を主材
  と為す。 

【境内】
  境内地七千五百七十坪
  参道階段数延三百六十四段 

【境内社】
  室蘭招魂社
     当市出身 一四二一柱の英霊を奉斎
  室蘭三吉神社
     藤原三吉命を奉斎 

【建造物】
  忠魂碑
     日清・日露両役の当市出身英霊招魂のため、明治四十四年七月二十七に建立
     第七師団長上原勇作陸軍中将の揮毫による
  慰霊碑
     昭和二十年7月十四・十五日当市空襲、艦砲射撃被害者四三六柱の慰霊碑
  南条徳男先生像
     当市出身の元農林・建設大臣南条徳男翁の銅像
  中村廉次先生像
     室蘭港整備功労者、元北海道河港課長中村廉次翁の胸像
  幸能舎歌碑
     当宮初代宮氏、幸能舎佐藤守雄翁の歌碑 

※室蘭八幡宮『参拝の栞』より 

【写真】

室蘭八幡の桜(2012)  室蘭八幡の桜(2012)  室蘭八幡の桜(2012)

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One Response to “室蘭八幡宮”

  1. […] 室蘭八幡宮の桜は見頃というにはまだ早い感じです。 […]

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