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家事と在庫管理の間 その1 食品編

1月 25th, 2012 Posted in すすめ!の学問 Tags: , , , ,

こんばんは de-do2号です。

久しぶりの投稿です。

2011年はタイトルにつけた「在庫管理」に関する仕事をずっとやっていました。

「適正な在庫を持ち、すばやく・正確に出荷する。」

のような事を考えて、色々な仕組みを作りました。

で、一見仕事とは全く関係ない「家事」で、この「在庫管理」の考え方と仕組みを相当使っている事に気付き、ちょっと書いてみよう思います。

今日は、多くの主婦の方は実践しているであろう食品についてです。

皆さんは、食品をどのように購入して保存していますか?

まずは購入から

私の購入する店(在庫管理用語で言う所の仕入先)は、大まかに以下の分類になります。

日常

  • 近くのスーパーA
  • 近くのスーパーB
  • 近くのデパ地下

たまに

  • コンビニ
  • 通販(決まった2箇所)
  • その他出先

ということで、日常は3箇所程度です。

一日に複数個所行くことはほとんどありません。その日の行動で、近い所を選ぶのが殆どです。

ただし、目的の商品がある場合は、その有無、品質、価格で決めている事が分かりました。

なんとなく考えてみると優先順位は

有無>品質>価格

購入(在庫管理用語で言う所の仕入)するものは

  1. その日に使う物
  2. 常備品で切れかかっているもの
  3. とりあえず使い勝手の良い肉
  4. とりあえず使い勝手の良い野菜
  5. お菓子 OR その日に良い感じの果物
  6. 飲み物

 のような感じです。

あんまりメニューを考えて買い物に行くことはないので、「1.その日に使う物」は、店に行って決めてます。「2.常備品で切れかかっているもの」は、記憶が頼りです。「3と4の使い勝手の良い肉と野菜」は、何時使うか分からないけど、その日の気分で適当に買います。「5のお菓子と果物」は、その日の気分且つ価格で決める。「6.飲み物」は切れかかっていれば買います。

と、いたって普通だと思いますが

これを会社の在庫管理に置き換えて考えると、結構難しいことになってしまいます。

 買う物 家事 会社の活動
その日に使う物 料理のメニューを決め、それに合わせ、家にない物を買う 生産計画 や 出荷の予定 在庫の引当
常備品で切れかかっているもの 常備品の在庫確認
買っておいたほうが良いという見極め(残量と販売価格で決める)
補充点の設定、現在庫の把握
とりあえず使い勝手の良い肉 明日か明後日使うかな? 需要予測
とりあえず使い勝手の良い野菜  今週使うかな? 需要予測

実は「料理のメニューを決め、それに合わせ、家にない物を買う」は、結構高度なことなのです。

 料理のメニューを決める ・・・ 家にある食品の在庫を賞味期限を見据えて、なお且つ食べたいもの・栄養バランスまで考える

それに合わせ      ・・・  メニューに必要な材料を記憶している

家にないものを買う ・・・ 家にある在庫を把握している

ね、結構大変でしょ?

在庫の日付管理と、先入れ先出しまで考慮しなくてはイケないのですから・・・。

普通の家にある食べ物なので、それほど種類も多くはないですし、ある程度は記憶できるので、まぁよしとしていますが、これが商売となると、結構シビアです。

特に食品は、消費期限(賞味期限)が短いので、管理しておかないと大量のロスを生むことになったり、在庫がないために販売できない、生産できないなど、良いことはありません。管理しておけば、購入計画も立てられるので、仕入価格も仕入に必要な作業も調整がつけやすくなります。

これは家事における買い物でも同じことですね。

在庫管理エクセルテンプレートはこちら

長くなるので、今日はここまで

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例えば議員との距離感

1月 5th, 2012 Posted in すすめ!の学問

知人に市議会議員がいます。
特に珍しいこと・・・でもないような気もしますが
でもこればかりは人それぞれの環境?なのでしょうか。

いやいや、市議であれ、都道府県議であれ、国会議員であれ何であれ。
「いやー、あたしの周りにゃいないなー」
なんて方の方が多数だったりするのかな。

まぁどっちでもいいんだけど、私自身について言えばわりと最近まで後者の
「いやー、あたしの周りにゃいないなー」
だったし、
でもあること(人)をきっかけに前者になった・・・ってそれだけの話です。

正直なところ、よくわかんないですよね。
議員やってる人って何者だろ?って。そもそも議員って何してんの?どういう仕組みなの?
だいたいにして
「なんで、選挙のためだけに議員やってんの?」(←これは私にとっての究極の疑問であり愚問です)
とは、すべての議員の方がそうではないにしろ、
私自身そう見えてしまう国政の方が多いような気がしております・・・・(涙)

だいたい国政選挙ならともかく、地方選挙って投票にすら出かけない!?
はい。かく言う私目もほとんど「出かけない」派です。(すみません)
行くべきだとは思うものの、いざ投票所に行って
「誰の名前を書けばいいの?」
「って言うか誰も知らない」
「この人に入れたら何が行われて何が行われなくなるの?」
とかとか。
そんな詮無い疑問達の前に呆然として・・・なんてのが関の山だったりして。

なんて、しゃーないか、とは思いつつも、私の中で今後もその程度の意識が劇的に変るようにも思えず。

ただ。ただね。
選挙のなんたるか、とか、議会制民主主義制度の云々、とか
そういう難しいことは私にはわからないけど、
でもだからと言って「今目の前にあること」を「目の前には無いのさ」ってのも良くないなー、とは思うのです。

行っても無駄、俺が投票したところで大勢に影響なし、etc

率直なところ、そんな溜息混じりの現状とは思いつつ、
でも「誰かがやらなきゃダメ」とも思うんですよね。

行っても無駄、俺が投票したところで大勢に影響なし、etc

って思ったって、だからと言って
「今目の前にあるこの国(都道府県または市区町村)のシステム」
が出鱈目になってもいいって話じゃないだろう、と。

このままでいっちゃうと何だか危険な感じがするんすよね。
芸能人の人気商売じゃあるまいし
(いえいえ、選挙に選ばれて初めて仕事ができるんだから、そういう側面はありますね)
「世論」だか「民意」だか、ドッカーンとぶち上げて
なんかそこだけで「好き嫌い」的なレベルでいいんだっけ?って。
(ところで何であんなに頻繁に世論調査とかしてくれて、結局あれは見てる側に何を伝えたいんだろうか?
お前の選んだ国会議員はあんな徒党を組んで、挙句の果てこんな不人気な内閣を作ったんだぞ!
という戒めなんでしょうか・・・)

だって好き嫌いだけでいいなら
(というか「世論」だか「民意」だか誰かが取り上げたものだけでいいなら)
別に国会も要らないもんね?
(行政方のアイディアに直接投票しちゃえばいいんじゃないって)

けれどその「直接投票」(の善し悪しはともかく)自体だって
今の制度のもとで変えなきゃ成り立たないんですよ!(ってことくらいは私も知ってます)
どっかで高名な先生(って高名なのに名前を覚えてません・・・)が言ってた気がするんだけど
日本で選挙多過ぎだよねって。
選挙が忙し過ぎて、本業に手が回らないの?
こりゃいかん。
そこで、大いに腰を据えて本業にまい進したい方は、「選挙で頑張って次も議員でいよう」ってなるわけよね。
(で、いつ本業にまい進するんだっけ?)
とか何とか、一小市民くんの私目ですらそんなことを取り留めもなく思ってるわけですから
世間には色々お考えになってる方が数多くいらっしゃるであろうことは想像に難くないですよね。

で。
なっがーい前置きだったけど、話は戻って知人に市議会議員がいるって話。
(すんません、書いてたら何となく無い物ねだりだけになっちゃいました)

たまに呑みに行ったりします。で、よく話もします。
上述したような詮無い門外漢の戯言だってじーっと聞いてるし
驚くべきはそれらの戯言に対してもその知人なりにきちんと意見を言ってくれたりもします。
(つまり「ノーコメント」ってコメントがないってこと)

そりゃそうですよね。だってこの人だって一皮むけば同じ市民なんだもの。
何か思うところがあってこの仕事してんだなーって痛感しました。

で、色々話をしていてふと思ったんだけど
「こういう人は貴重だな」
って。

つまり、私みたいにアレが嫌でコレもダメでだから空しいねー・・・なんてことしか言わない輩には
絶対にこういう仕事は不可能だろうなと。
だってそういうことを言われる側に自ら周るってことですからね。
(だいたい「立候補するぜ!」なんて殊勝なことをどうやったら思いつくのだ?)

別段この知人をどおこお言うつもりはなくって
ただただ、こういう人が周囲にいると
(幸い一緒にお酒が飲めてざっくばらんに話ができたりとかすると)
普段は漠然と「向こう側」にいるはずの種類の人(?)でも距離感が変るよなーってお話です。

例えば市議のレベルで何ができるかって・・・
そりゃ選挙制度も国会議員定数も変えられるわけはないんだけど
・・・でもやっぱり。小さくとも色々できるんだろって思うのです。

例えば何かを変えるべきって思ってる誰かと、それを実現すべく動ける誰かが
思いを共有したら、そういうことはやっぱり大事なことだろーって思うの。
(会社勤めであれ仕事であれ、家族であれ何であれ、こういうことが大事、と私は思ってしまうのだ)

どうせ変らない・・・って達観もいいんだけど「いや、なんか変っかもよ」って思って
気の遠くなるような労力と時間を費やして、小さな積み木を積んで積んで(たまに崩れちゃったりしつつ)
そしたら本当に変るかもよっていう想像力?いやいやリアリティーをもったりできると
ちょっとだけ見方(周囲の見え方、ひいては自分を見る自分の見方も含めて)が変るんだと思うのです。

で、見方を変えることのできる一小市民が10人になって100人になって・・・になって。
って感じのことが進むと何か変るんですよ。
と確信的に思います。
(もちろん、「何をどう変えるのか」って大本が大事であることは言うまでもありません)

って何だかよくわかんないことをつらつら書いてるけど、
なんかこういう「職業としての政治」の末端(失敬)にいる人が知人にいるといいね、って話でございました。

そんなわけで「miya」さん、これからも頑張ってね。(あ、書いちゃった)

アレもやります、コレもやります。でも、(私を含めた)皆さんにも彼是やってもらいますよ!!
って、どうぞ言い続けて下さい。
政治は「決めること・実行すること」が広義の本業(だと私は勝手に考えるけど)であって
耳触りのいい言葉だけを並べる胡散臭い仕事じゃないって思うのです。
(だって、アレもやります、コレもやります。って言われたってさー
「ところで誰がするの?」「そのお金は誰が出すの?」って疑問しか浮かばないもの)

「信を問う」とか、そういうことはもういいからさ、
場合によっては「で、あんたならどうしたい?」「あんただったら何をしてくれる?」って
きちんと真摯に(こっち側に対して)「問うて」ほしいもんね。

 

 

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ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸


「天才と分裂病の進化論」/新潮社
著)デイヴィッド・ホロビン/訳)金沢泰子

というのを読んだよ。
自分なりにこれまで勝手に漠然と思ってたところが「ああ、やっぱり!?」的に書かれてあって
ぐぐぐぐぐっと惹きこまれてしまった。
ちなみに勝手に漠然と思ってたのは「天才ってつまり少しおかしいよね」ってこと。
語弊があるなら「凡人には理解不能な人」か。

タイトルの「天才と分裂病」が目に入って最初に思い浮かぶのは
映画でも有名なビューティフル・マインドのそれ、であろうか。
(ラッセル・クロウ、いいよね)

ラッセル・クロウ演じるジョン・ナッシュに興味は惹かれるけど、でもどこまで感情移入できるかなって。
あんな独創的な(ということすら私如きでは理解不能で、つまり評価不能です)
数学理論とかって、つまり、俺みいたな凡人が50年みっちり教わっても思い描けない事柄なんだろうし
・・・というやはり想像だけど。

まぁとにかく、精神の病のことはよくわからない(時として「正常」って何だ?って思うこともなくもない)
わからないけど、何となくあっけらかんとは言い辛い分野のことなんだろうとは思うので触れない。
(けど、世間がダメだよって決めたことをそういう言い辛さに絡めて許したり罰しないみたいなのはイヤ、変だ)

触れないけれど、でも「天才」(=わからなさ)ってやっぱ適度に現れてくれなくちゃなー、とも漠と思うのだ。
(だって「すべての人がわかる×△◎※□」みたいなのってそれ自体矛盾してるし破たんしてるよ、ヤだ)

本書に戻って、脂肪は大事。とても大事。
脳や胸、お尻などに豊富な脂肪をもつ、そのことからも他の類人猿やチンパンジーなんかとは
人間って明確な一線を画すんだと。

「脂肪」がかくも分裂病に影響を与え得る(のではないかと著者は着目してる)とはまったく目から鱗。
更にドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸なんかにはそれらへの治療効果まで期待できるっていうし。
何だかわからない、わからないなりにもでも深めていって分野だなと思います。
ちなみにこの本は2002年の発行だし(訳本だし著者が書いたのはもうちょっと前か)もう少し何か進んでたりするのかなー。

ま、そういうことだからして俺の腹回りの脂肪もきっと大事なのだ。(ヤだよ、みっともないよ、こんな腹は。)

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