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柔の道は険しい(色んな意味で)

3月 16th, 2012 Posted in すすめ!の学問

今度の新学期から中学校で武道が必修化になるそうです。
ほぉー
でもその一方で「柔道での事故に不安の声が上がって」いるのだそうです。

なるほど、不幸にして怪我をされた方、最悪の場合は亡くなった方もおられるでしょうから
それはそれでご本人、御家族にはお言葉もありませんし
これから初めて柔道等に接する方(とその親御さん)もさぞ不安だろうと思います。

当然、安全には相当な配慮が必要だと思いますが、
部活は別にして、授業で教える柔道(に限らず体育全般、サッカーだってバレーだって何でもいい)って
そもそもその「安全」を教えるため、という側面があったんじゃなかったっけ?
(自身の受身の取り方等はもちろん、相手にどんなダメージを及ぼすかを身を以て知る、も含め)
とは、単なる私見。

「安全」を教えるその手前に、既に【安全】の話があると何だか難しいし
何だかキリのない話だなー、これまた私見。

身体・心の安全は何より大事・・・・そんなの当たり前です。
でも、その安全が(暗黙であれ何であれ恐らく大方の人が合意して)決めた目的を
すべてなぎ倒すほどのものすごいエネルギー増幅をし始めてるようで何だか怖い・・・・

柔道(武道?)が必修化されることの是非は別として、
身体を使って「遊ぶ」ことって安全担保とかリスクヘッジとかそんな話が先にありきだったっけ!?・・・
(そもそも、予測不能なことについて「安全が絶対先にあります」なんてそんな乱暴な・・・・)

不幸にして怪我したりすることもあんだろうけど、でも何某かの痛み(失敗)が経験できないと
成長した身体にとっては、もっと安全に配慮できない(リスクもヘッジできない)怖い常態を
招きかねない・・・なんてことも思うけど、まぁいいや。

安全配慮の結果、
・遠足は行かない
・運動会はしない
・お遊戯はなし
・公園やグラウンドに遊器具なし

いやいや、先生も信じられないし他の子供も危険そうだから
・授業は在宅(Webとか)でよい、故に教室は要らない(入卒業式用の体育館だけでいい)
・学校には通わない

挙句の果て、食品の安全も信用できない
・食べなくていい、呑まなくていい

うう・・・・苦しい。
ふざけた想像に過ぎるけど、でもそう荒唐無稽な空想とも思えないです。

まさかの究極
・生きること=安全確保(生命維持なんて次元を遥かに超えて)⇒何にもしないのが一番!

おいおいおい。
ほんと難しいですね。さじ加減って。私如きには到底線引き不能な加減。

でも、どんな加減であれ、社会に出たら普通は「自己責任だよ」って言われるから辛い。
守って守って守り抜いたって、ある日突然「自己責任」だもん。

でもその普通も少し怪しいか。
上司が部下をいじめるとパワハラ(って変な言葉)だけど
でも今後は部下が上司をいじめてもパワハラってことになるそうです。
はぁ・・・そうですか。

何れ「安全配慮を怠ってるので賠償せよ」だなんて、ことごとく会社(社会)が訴えられるのだろうか。
これじゃ、頑張って親方やってる側はきつ過ぎますね。
まさに本末転倒。元々は勤めてくれる方の安全(衣食住)を確保するべくため・・・
の会社(雇用)だったはずなのにね。

何だか、私がこれまで眺めてきて漠然と理解していた社会にも

(暗黙であれ何であれ恐らく大方の人が合意して)決めた目的を
すべてなぎ倒すほどのものすごいエネルギー増幅・・・・

が押し寄せてるのかも知れませんな。
って何言ってんだか。

柔の道は険し過ぎ。勝つと思うな思えば負けよ。柔よく剛を制す(と信じたい)。

小川直也ってべらぼーに強かったよなー。でも五輪じゃ金メダルとれなかったもんなー。
柔ちゃん、けっこう好きだったんだけどなー。今じゃO沢GALだもんなー。

 

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