ハイブリッドな”ほたる”
お久しぶりです。でどー2号です。
ここ最近、急激に暑くなりましたね。
ムシムシして、やりきれません。
涼しくて、梅雨のない北海道はいいなぁと思っていたら、帯広付近で37℃を越したとか・・・・。
地形や大気の状態で、こんなに高温になる地域があるとは、驚きでした。
梅雨といえば、九州では6月中旬くらいまでホタルを見ることができます。
小さい頃は、祖父の家の近くの川に見に行っていました。必ず、見ることができたので、たぶんホタルの存在を確認して、連絡をくれていたのだろと思います。
夕方、夕日が沈むころから見て、何匹かホタルを捕ったものです。
暗闇に浮かび上がる緑がかった光は、規則正しく点滅し、何かの信号のようでした。
このホタルの光る点滅の間隔は、決まりがあるそうで、
西日本型:2秒間隔
東日本型:4秒間隔
なのだそうです。
また、西日本型は集団化しやすく、東日本型は集団化しにくいとのこと。
しかしながら、最近東日本で「2秒間隔」の西日本型ホタルが多くみられ、中には「3秒間隔」のハイブリッドも見受けられるそうなのです。
とくに東京で見られるホタルは、「2秒間隔」の西日本型ホタルがほとんどだそうで、多摩川の熱帯魚と同様に、外来種をむやみに持ちこんでいることがうかがえます。
「3秒間隔」のホタルは、まだ詳しく調べられていないそうで、西日本型と東日本型のハイブリッドなのか、突然変異なのか、はたまた日本在来種ではないのか、気になるところです。