今日で札幌滞在も終了です。
明日から仕事かと思うともう・・・( ;´Д`)いやぁぁぁぁぁー!
などと思いながら、またラーメン食べてきましたよ^^
数日前に行ったばかりですが「桑名」さんに行ってきました。
そして、このお店でとても心温まる思い出ができました♪
病院へお見舞いに行ったときに、病床の義母が「ラーメンが食べたい」というので
さすがにラーメンは食べさせることはできないけど、チャーシューなら一口もって帰ってきて
食べさせてあげれるかなぁと思って、病院の近くにある桑名に行ってラーメンを食べて
チャーシューの持ち帰りができないか交渉してみようと思ったのです^^
混雑時を避けて14時頃の入店。先客はいませんでした。
前回来たときにいたチャキチャキ系の年配女性が居なかったのですが
カウンターの端で、休憩している年配の男性がいました。
「へい。いらっしゃい!」と威勢の良い言葉で厨房に入りスタンバイしはじめました。
たぶんこの方がマスターでしょうね^^
今回は「塩」と「とんこつ」を注文することを事前に決めてたので
カウンターに座って注文をしたところ、女性の店員さんから
「あれ?先日もいらっしゃいましたよね?」と話しかけられました♪
いやはや・・・ この一言、とっても嬉しかったです !
嬉しかった私は「はい!先日、味噌と正油を頂いたので、今回は塩と豚骨を食べに来ました♪」
などと2~3言、会話をしながら店内が少しにぎやかになってくると、マスターが「そのとき、俺いたか??」
会話に入ってきました♪ 「いらっしゃらなかったです」と私がこたえると、マスターは「じゃあ、姉のときか」
と言ってたので、納得。 ご夫婦かと思ってましたが、姉弟だったのねー。
いい感じに、店内の空気が和やかになりました♪
この会話の流れで、入院中の義母の話を少ししてチャーシューのお持ち帰りについてきいてみました。
すると、メニューには載ってませんでしたが、100グラム350円で販売しているそうです。
あと、具材をフルセットでお持ち帰りできるラーメンもオススメされましたが、病院では調理できないので
100グラムをお願いしました。 これで義母も喜びます♪
そんなこんなで、毎度毎度のことで前フリが長くなりました^^;
ほい。
こちらが私の注文した「とんこつらーめん+チャーシュー」です。
ん? 黒い・・・
よーく見てみると、黒い油でした。マー油ってやつでしょうね。
ここのスープはとても丁寧に下処理をされていることがよくわかります。
濃厚ながらも臭みの無い豚骨スープにマー油の香ばしさがプラスされて美味しかったですよ♪
非常に深~い味わいです。
麺を食べた後に、ご飯をドボンと投入して食べたくなるほど、とても美味しいスープでしたよ。
ほいほい。
次は嫁が注文した「塩らーめん」です。
おぉ~
ラーメンの「塩」といえば透き通るスープのイメージなんですけど、
桑名のラーメンはとんこつベースのスープなので、真っ白ですね^^
一口味見させてもらいましたが、とてもクリーミーでマイルドな口当たりで、濃厚な豚骨スープです。
スープの上にうっすらと油膜みたいなのができてるのですが、これぞまさに豚骨からでたコラーゲンですね!
塩らーめんのほうがシンプルなコク深い豚骨スープを味わえるので、個人的にはこっちのほうが好きでした^^
食べてる最中に、マスターから「あ・・・病人に食べさせるってことは、そんなに量は要らないのかい?」
と確認されたので、「はい。一口食べれば満足しますので、少しでいいんです」と答えたら、しばらくして
マスターが袋に5~6切れのチャーシューを入れて持ってきてくれて・・・
「これ、お母さんに持ってってあげな。俺からのサービスだ」
と、言ってくれました! あぁ・・・男気を感じるお言葉・・・感動しました。 嬉しくて泣きそうになりました。
嫁と2人で「ありがとうございます!母も喜びます!」と感謝の言葉を連呼してたらマスターが
「いいからいいから。またうちのラーメン食べに来てくれよな」と照れくさそうに言う背中が
ものすごくかっこよかった!!
結局、喜び勇んで義母に持って帰ったのですが、体調がすぐれず食事を一切受け付けない状態に
なってしまって、義母に美味しいチャーシューを食べさせることは叶いませんでしたが・・・
桑名の店員さんとマスターの男気ある優しさに触れることができたので、札幌滞在中の
ステキな思い出ができてとっても良かったです♪
また札幌に来た時は桑名に行きたいと思います!!
時計台前店では、旭川から皮を取り寄せて作ってる特製の餃子があるそうですので
こちらにも行ってみたいです!!!